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  盲導犬は、皆同じ訓練を受けて、同じことができると思っていませんか?
現在、盲導犬を育成している団体は、全国に11か所あるそうです。   それぞれが独自の訓練方法で独自の基準に従って訓練しています。   例えば、
☆盲導犬を連れていても、必ず自分の足元は白杖で確認しながら歩くこと。
☆訓練期間の半分を使用者の自宅周辺(使用者の生活圏)を犬に覚えさせ、そのルート以外は歩かないか介助者を伴うこと。
☆全盲者には盲導犬を与えないという協会もあります。
なぜ、こんなに基準が違うのでしょうか。
盲人と言っても全く見えない人ばかりではありません。 弱視も視野狭窄の方もいらっしゃいます。 当然、視力の程度によって盲導犬に求める能力も違ってくるということです。
協会によってハーネスや首輪などが多少違っていたりします。  中には、首に鈴をぶら下げて周囲に注意を促す協会もあるそうなので、気を付けて探してみてはいかがでしょう。
 ちなみに、アイメイトは、「全盲者が白杖や介助者なしで犬だけを使って単独歩行できる」ことを基準に訓練されています。


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