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  盲導犬(アイメイト)は、道路の左側を歩きます。 また、その様に訓練されてもいます(注 すべての盲導犬がという訳ではありません)。
  これは、道路交通法でも認めていただいているのですが、知らない人が意外と多いです。
  歩行者は右側通行なので、前から歩いて来る人とぶつかる形になります。   その際に、前から来る人を避けるために盲導犬は広い方へ避けようとします。   歩道のある道路は良いのですが、歩道がなかったり、狭い道であったりすると、 私たちが道の中ほどを歩いているように思われてしまい、迷惑がられたり、苦情や罵声を浴びせられることもあります。
ちなみに、道路交通法 第71条に
   (前略) 目が見えない者が第14条第1項の規定に基づく政令で定めるつえを携え、 若しくは同項の規定に基づく政令で定める盲導犬を連れて通行しているとき、    (中略) 一時停止し、又は徐行して、その通行又は歩行を妨げないようにすること。   となっているのですが、スピードを緩めたり、止まってくれたりするドライバーは あまりいませんね。
それどころか、どけどけとばかりにクラクションを鳴らしながら追い抜いていく車も多いです。
  また、これは悪意ではないのだと思いますが、車に気付いて端に避けてあげたりしたときにクラクションを鳴らされることがよくあります。   お礼のつもりなのでしょうけれど、耳元で鳴らされる身としては非常に迷惑ですし、道路交通法でも挨拶目的でのクラクションの使用は禁止されています。(確か、減点や罰金の対象になっているはずですのでご注意を)。
感謝の気持ちがあるのでしたら、声をかけて下さる方がうれしいです。

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